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2008/07/16

0への自由・0からの自由



★★★★☆

BIZ style3号の川鍋一朗氏の特集が面白い。
川鍋は物事には「解決できる問題」と「解決できない問題」があると言う。
解決できない問題は思い切って切り捨てて、合理化を淡々と進めたことが日本交通株式会社の立て直しに成功した要因だと答える。

この「解決できる問題」と「解決できない問題」の話を会社の上司からもつい最近聞かされた。ただ、全く逆のことを言っていたことが面白い。

確かに「解決できない問題」はある、ただそこに取り組み、トライ&エラーをする姿勢を持ち続けることが、結果的に作り出すモノのレベルを上げる。そこを避けて通っていたら出来てくるもののレベルはいつまでたっても上がらない。
と、そんなようなことを言っていた。(違っていたらすいません)

この両者の考えにはそれぞれ大いに共感できる。では何が2人の意見を正反対にしているのだろうか。一方は借金を返さないと社員数千人が路頭に迷ってしまうという状況。また一方は高いクリエイティブを発揮することでさらなる高みへ行けるという状況。

これは、前者が0へ持って行くための自由であり、後者が0からの自由と言い換えられるかもしれない。リバティーとフリー。同じ自由でも大きく意味合いが違う。

解決しなくてはいけない課題があったときに、自分に求められているものが、0へ持って行くことか、0を1にする作業・1を膨らます作業なのかと考えてみると、やらなければならない行動が変わってくるのではないだろうか?そんなことを、この雑誌を読んで思った。

2007/05/28

digmeout.netと木野下円

浪人時代にある雑誌をジャケ買いした

digmeout〈04〉

表紙のイラストがとてもキャッチーで、ひたすらポップで、めっちゃ可愛い
完全な一目惚れだった

この愛くるしいキャラクターは木野下円によって描かれている

この彼女はdigmeoutという企画によって知名度を上げるキッカケを得た

アートする大阪のFMラジオ局「FM802」が行っているアートプロジェクトが、「digmeout」です。これからの活躍が期待される若きアーティストたちを「digout(発掘)」して、局のビジュアルに積極的に採用。局の制作するポスター、ステッカー、番組ガイドなどの媒体などを通じて作品を紹介しつづけています。2001年7月には、アーティストたちを広く全国・世界に紹介するアートブック「digmeout」を創刊。現在4号まで発行されています。「digmeout」は日本全国はもとより、広く海外にもリリースされており、すでに多くの海外アーティストやエージェントからも様々なオファーが舞い込んでいます。この「digmeout」の創刊を契機に、このヤングアーティスト発掘プロジェクトは世界レベルで注目を集め、「digmeout」で特集された作家の中からは、全国区で活躍するスタークリエイターが次々に生まれてきています。


このプロセスはCuration2.0と言えるかもしれない
美術館はどこにも出てこないし、権威の存在もない

ラジオという媒体によって知名度を高めたdigmeoutは、視聴者の層が絞り込める点にネットとの類似点を多く見つけることができる
興味のある人に興味のあるコンテンツをぶつけてやれば効果は大きい
簡単なことだ

そして、何よりもdigmeoutから大きな仕事へステップアップしている人がいることが勇気を与えてくれる(中村佑介やenaなどが最たる例である)

この道しるべが、ラジオベースなのに対して、ベースが何もない状態から如何にして同じ土俵に立つか
それを考えるのは難しくも楽しい

テクノロジーによって拡張された個人の力
それを信じて進んでみよう